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ホソバヒナウスユキソウ [キクの仲間]

上越国境に咲くエーデルワイス
 ミヤマウスユキソウの変種で花期は早く,7月上旬の高山帯でも見頃を過ぎることがある。雪が少なく季節の進みが早い今年は尚更で,クローズアップにすると痛んだ花が目立つ。蛇紋岩の割れ目に生える個体は比較的花期が遅い。変種名angustifolium は「狭い葉」である。
 ※ 写真は上から順にA~D
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ホソバヒナウスユキソウ(キク科)Leontopodium fauriei var. angustifolium 細葉雛薄雪草
 本州(群馬・新潟県境)に分布,ミヤマウスユキソウの変種で蛇紋岩地の崩壊地や風衝草原に生える多年草。蛇紋岩細葉変型。花茎の高さは15㎝程度。
 花を着けない茎の根生葉はロゼット状で密に灰白色の綿毛を着ける。根出葉は母種の葉より細く,幅1-1.5㎜。茎葉は線形で両面に黄灰白色の綿毛がある。
 花期は7月。4-10個の頭花を密生し,縁には星状に苞葉があり,表面に白い綿毛を密生する。(2023.7.7)


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