サワルリソウ
鬱蒼とした森に咲く
自生地は鬱蒼とした落葉広葉樹林下の斜面にあり,他の植物に紛れて目立たない。柔らかく水はけの良い湿潤な土壌に生えていた。上品な花は中央部がわずかに淡青紫色を帯びていた。かつては武甲山などで見かけたが,近年では見られなくなり,埼玉県では絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されている。
自生地は鬱蒼とした落葉広葉樹林下の斜面にあり,他の植物に紛れて目立たない。柔らかく水はけの良い湿潤な土壌に生えていた。上品な花は中央部がわずかに淡青紫色を帯びていた。かつては武甲山などで見かけたが,近年では見られなくなり,埼玉県では絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されている。
サワルリソウ(ムラサキ科)Ancistrocarya japonica 沢瑠璃草
本州(関東以西)~九州に分布,山地の木陰に生える多年草。日本特産属で1属1種。
茎は直立し,高さ50-80㎝,短い圧毛がある。
葉は茎の中部に集まり,互生,長楕円形で長さ10-20㎝,幅3-7㎝,基部は細くなって茎に続き,無柄。裏面に圧毛がある。葉脈の主脈は隆起し,側脈は3-5対。
花期は5-6月。花序は長い総状で,茎頂付近に数個着く。花冠は筒状鍾形で長さ10-13㎜で淡青紫色~白色,先は5裂して瓦重ね状,喉部に上向きの細毛がある。果実は分果。(2023.5.30)
本州(関東以西)~九州に分布,山地の木陰に生える多年草。日本特産属で1属1種。
茎は直立し,高さ50-80㎝,短い圧毛がある。
葉は茎の中部に集まり,互生,長楕円形で長さ10-20㎝,幅3-7㎝,基部は細くなって茎に続き,無柄。裏面に圧毛がある。葉脈の主脈は隆起し,側脈は3-5対。
花期は5-6月。花序は長い総状で,茎頂付近に数個着く。花冠は筒状鍾形で長さ10-13㎜で淡青紫色~白色,先は5裂して瓦重ね状,喉部に上向きの細毛がある。果実は分果。(2023.5.30)
2023-06-06 06:00
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0