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コブシ

コブシ咲くあの丘 . . .
 植栽されているものを見かけることが多いが,自生の花を間近に見られる機会は意外と少ない。丘の中腹を巻く林道直下に咲いていた。花の下に小葉があることでタムシバと区別できる。歌の一節のように青空が広がり,風は南風だった。
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コブシ(モクレン科)Magnolia kobus 辛夷
 北海道・本州・四国・九州に分布,丘陵から山地のやや湿った場所に生育する落葉高木。高さは15m以上になる。樹皮は灰白色で平滑。本年枝は無毛,緑色で紫色を帯びる。
 葉は互生,葉身は長さ6-15㎝,幅3-6㎝の倒卵形で全縁。先端は短く短く尖り,基部は楔形。葉を揉むと強い香りする。
 花期は3-4月。葉が展開する前に7-10㎝の香りの良い花を着ける。外側の花被片3個は広線形で小さく,内側の6個は大きくて花弁状。果実は袋果が集まった集合果で長さ7-10㎝。10月頃に熟すと裂開して赤い種子が出てくる。(2023.4.4)


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