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ミズオトギリ

9月は夕方の花でスタート
 一般に花の撮影は薄曇りの午前中が良いと思う。太陽高度が西に傾くと赤みが強くなる。目的の花はこの頃に咲く花で,午後3時半過ぎに始まった開花は,30分後には数え切れないほどの数となった。ほぼ快晴で“硬い光”という条件下で,湿地の水面と暗い水底が重なり異様な背景となった。
 花は1日花で開花している時間は4時間前後といわれている。

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ミズオトギリ(オトギリソウ科)水弟切草
 北海道~九州に分布,沼地や湿地に生える多年草。茎の高さは50-100㎝。
 葉は披針状長楕円形,鈍頭,無柄で,半ば茎を抱くものもあり,長さ3-7㎝で大小の明点が多く,縁にも明点がある。脈は裏面に隆起する。
 花期は8-9月。花は頂生または腋生の短い花序に少数着き,小花柄は短い。花弁は長さ5㎜,長楕円形で,紅色。雄蕊は9個,3束に分かれ,腺体は3個,離生し,互いに相寄り直立する。
 萼片は卵状楕円形,帯赤褐色,縦脈の間に明線が走る。蒴果は楕円状球形,長さ10㎜,種子は長さ1㎜,円みを帯びた楕円形,黒褐色で,隆起した網目模様がある。
 花は1日性で,午後3-4時に開く。葉は秋には美しく紅葉する。(2022.8.19)

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