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カワラサイコ

早めの花期に合わせて
 昨年8月中旬,この地を訪れたが,すでに残り花状態。今年は早い梅雨明け宣言に合わせて再訪した。自生周辺では様々な帰化植物が繁茂している。環境省RDBカテゴリでは特に指定されていないが,埼玉県RDBでは絶滅危惧Ⅱ類(UV)に指定されている。
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カワラサイコ(バラ科)Potentilla chinensis 河原柴胡
 本州~九州に分布,日当たりの良い川原や砂地に生える多年草。根茎は太く,茎は長さ30-70㎝になり,長毛があり,葉は互生する。葉は羽状複葉。小葉は15-29個で,倒披針形,長さは2-5㎝,ほとんど中肋近くまで羽状に深裂し,裂片は狭くて尖る。茎の先は分枝した花序になり,多数の花を着ける。
 花期は6-8月。花は径10-15㎜。萼片は狭卵形,副萼はやや狭い。花弁は倒卵形で,花床は有毛。花柱は太くて短い。痩果は卵形で,背面は稜をなし,側面に隆起する細かいしわがある。 (2022.7.5)

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