ミヤマクロスゲ
いつもの不安な同定
数枚の撮影画像を図鑑の写真や図版と見比べて,該当するものを絞り,知識不足ながら種の解説を確認した。スゲ属Carex の同定には相変わらず自信はない。いまだに手探り状態である。
この日,山頂を目前にしたところで登山道が渋滞状態となった。見上げると山岳救助隊が負傷者に伴って下りてる。しばらく平坦部で待機を求められた。そのため,この地味な花に気づくことができた。
数枚の撮影画像を図鑑の写真や図版と見比べて,該当するものを絞り,知識不足ながら種の解説を確認した。スゲ属Carex の同定には相変わらず自信はない。いまだに手探り状態である。
この日,山頂を目前にしたところで登山道が渋滞状態となった。見上げると山岳救助隊が負傷者に伴って下りてる。しばらく平坦部で待機を求められた。そのため,この地味な花に気づくことができた。
ミヤマクロスゲ(カヤツリグサ科)Carex flavocuspis 深山黒菅 別名 エゾクロスゲ
北海道・本州(中部地方以北)に分布,高山帯の中性または乾性の草原に生える多年草。根茎は短く横に匍う。茎は高さ10-50㎝。3稜形で平滑,基部の鞘は暗褐色で,一部は葉身がない。葉は幅3-5㎜で平滑。小穂は互いに接近して3-5個つき,黒褐色,頂小穂は雄性,側小葉は雌性で,長楕円形,長さ1.5-3㎝,下方のものは長柄があって,ときに点頭し,最下の苞は葉状になる。雌鱗片は狭卵形で,先端はわずかに突出する。果胞は楕円形で扁平,長さ4-5㎜,平滑で,細脈があり,上端は急に短い嘴となる。7-8月に熟す。(2022.7.2)
北海道・本州(中部地方以北)に分布,高山帯の中性または乾性の草原に生える多年草。根茎は短く横に匍う。茎は高さ10-50㎝。3稜形で平滑,基部の鞘は暗褐色で,一部は葉身がない。葉は幅3-5㎜で平滑。小穂は互いに接近して3-5個つき,黒褐色,頂小穂は雄性,側小葉は雌性で,長楕円形,長さ1.5-3㎝,下方のものは長柄があって,ときに点頭し,最下の苞は葉状になる。雌鱗片は狭卵形で,先端はわずかに突出する。果胞は楕円形で扁平,長さ4-5㎜,平滑で,細脈があり,上端は急に短い嘴となる。7-8月に熟す。(2022.7.2)
2022-07-19 06:00
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