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フジキ

当たり年
 2017-06-26ユクノキにとても良く似ている。毎年訪れる場所近くで“手の届くような所に咲いている”との情報をいただいた。フジキの小葉の柄の基部に小托葉(写真下の矢印)があることが大きな違いであるが,高木の葉を確認するのは容易ではない。刺状の小托葉の長さは短く(1-4㎜),色が変わりはじめていた。葉よりも先に脱落するようだ。
 今年はユクノキとともにいろいろな所で白い花を見かける。
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フジキ(マメ科)Cladrastis platycarpa 藤木 別名 ヤマエンジュ
 本州(福島県以南)・四国に分布,山地に生える落葉高木。高さ20mほどになる。樹皮は灰褐色で平滑,丸い皮目が多い。
 葉は互生し,長さ10-20㎝の奇数羽状複葉(まれに偶数羽状)で,4-6対の小葉が互生する。小葉の長さは5-11㎝,幅2-4㎝の卵状長楕円形,側脈は8-13対。表面の脈上には白い軟毛が生え,裏面は淡緑色で有毛。小葉の柄は5-7㎜,基部には小托葉がある。
 花期は6-7月。枝先に長さ12-25㎝の円錐状の花序を出し,白い蝶形花を多数着ける。花は長さ約1.5㎝,旗弁は反り返る。雄蕊は10個は離生する。萼には褐色の伏毛が密生する。果実は豆果。(2022.6.18)

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