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ユクノキ

花を咲かせるのは数年に一度
 6月半ばになると丘陵帯から山地帯では緑の濃さがより増してくる。「山笑う季節」のような華やかさはないが、深緑に白い花が映える季節を迎える。
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ユクノキ(マメ科)Cladrastis shikokiana 別名:ミヤマフジキ
 本州(神奈川県・伊豆半島を除く関東地方西部および富山県以西)、四国、九州(熊本県以北)に分布、山地の森林に生える羽状複葉の落葉高木。同属Cladrastis のフジキに似るが、小葉の基部に小托葉がないこと、より深い山に生えること(別名の由来)が主な違いといわれている。やや稀に自生するというが、旧大滝村のV字谷では淡雪を被ったようなユクノキが何箇所も確認できた。「雪の木」が訛ってユクノキと命名されたという説がある。この個体は国道脇に生えており、歩道から至近距離で撮影することができる。以前はフジキと思っていたが、撮影した元データーを拡大して同定した。高画素デジタルカメラの恩恵に与るところだ。
(2017.6.22)

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