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コシノチャルメルソウ

越中から越後にあり
 今回訪れた雪国には本種とコチャルメルソウの2種が分布,といわれている。撮影した地域では両種が混生していなかったので容易に見つけられた。より大型で花序に着く花の数が20個前後(花の数は2-10個),下から順に上に咲いていく(ほぼ同時に咲く),ことでも見分けられる。
※ ( )内はコチャルメルソウ
koshinocharumerusou.jpgkoshinocharumerusou2.jpg
コシノチャルメルソウ(ユキノシタ科)Mitella koshiensis 越の哨吶草
 本州(新潟県・富山県東部)分布,林中の陰湿地に生える多年草。根茎はやや長く横に這い,先端に根出葉を束生する。托葉は乾膜質でほぼ無毛。葉身は広卵形で浅く5裂し,縁には不揃いの鋸歯があり,先端は鋭尖形,長さ3-6㎝,幅3-5㎝,両面に白色の長毛がある。葉柄は長さ3-10㎝,曲がった赤褐色の長毛が密生するが,腺毛はほとんどない。
 花期は4-5月。花茎は高さ15㎝位になり,下部には曲がった長毛,上部には花柄とともに白色の腺毛を密生する。萼筒は浅い倒円錐形,萼裂片は広3角形で,花期に平開または反曲する。花弁は紅紫色を帯び,羽状に5-9裂し,外面に腺点がある。花糸は葯より短い。(2022.4.24)


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