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フユノハナワラビ [シダの仲間]

オオハナワラビと比較する
 本種については2017.11.20に掲載した。この時に用いた写真の元画像を再確認すると栄養葉の裂片はやや鋭尖頭で鋸歯縁も少し鋭いところがあり,オオハナワラビの可能性もある。自宅近くでフユノハナワラビの特徴を接写,オオハナワラビとの違いを確認した。
fuyunohanawarabi2.jpgfuyunohanawarabi3.jpg
フユノハナワラビ(ハナヤスリ科)Botrychium ternatum 冬花蕨
 北海道西南部・伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島,青ヶ島)・本州(本土,佐渡,隠岐)・四国・九州(本土,対馬,種子島,奄美諸島)に分布,丘陵地の水田の畦,溜池の堤防など陽が当たり,軟らかく湿り気のある場所に生える冬緑性草本。1年間に栄養葉と胞子葉をそれぞれ1枚ずつ出す。担根体が短い栄養葉と胞子葉が相接して出るように見える。栄養葉は厚めの草質で無毛の5角形で,3出的に2-3回羽状に分裂して円錐状に広がる。
 染色体数はn=45,2n=90の2倍体で有性生殖である。(2021.11.7)

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