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ミツモトソウ

地味な夏の花
 キジムシロ属Potentilla はどれもよく似て,どこにでもありそうな花である。個人的には見かけることは意外と少ない。名のとおり水源のような環境に生えるという。茎の先が分枝して多くの花を着けるが,花序の様子からまだ咲きはじめのように感じた。
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ミツモトソウ(バラ科)Potentilla cryptotaeniae 水元草 別名 ミナモトソウ
 北海道~九州に分布,山地の草地に生える多年草。茎は直立して。高さ50-100㎝になり,毛がある。根生葉は花期には枯れ,茎葉は上方のものは無柄になる。托葉は披針形。葉は3個の小葉からなり,小葉は狭卵形で先が尖り、長さ3-5㎝,縁に鋸歯がある。茎の先は分枝して花序になり,多数の花を着ける。花期は7-9月。花の径10㎜。花弁は倒卵形で小さく,花床に毛がある。萼片は狭卵形で尖り,副萼はやや狭い。(2021.7.16)

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