ネジキ [ツツジの仲間]
花は整然と
昔,植生調査を手伝ったことがある。時折,ヤブ漕ぎを強いられることがあり,この木が出てくると尾根が近いことを感じてほっとした。尾根には道があることが多いからだ。ここでは,随所に真っ白な花が咲き乱れ,そよ風に乗って花の芳香が漂っていた。花は整然と下向きに咲き,果期には上向きに転じる。
昔,植生調査を手伝ったことがある。時折,ヤブ漕ぎを強いられることがあり,この木が出てくると尾根が近いことを感じてほっとした。尾根には道があることが多いからだ。ここでは,随所に真っ白な花が咲き乱れ,そよ風に乗って花の芳香が漂っていた。花は整然と下向きに咲き,果期には上向きに転じる。
ネジキ(ツツジ科)Lyonia ovalifolia var. elliptica 捩木
本州(東北地方南部以南),四国,九州に分布,丘陵~山地の乾燥した尾根や斜面に生える落葉低木~小高木。高さ2-7m,直径7-25㎝。樹皮には縦に裂け目が入り,薄くはがれる。生長すると幹は捩じれる。若い枝は黄緑色または赤褐色,光沢があって美しい。葉は互生し,長さ5-10㎝,幅2-6㎝の広卵形または卵状楕円形。先端は尖り,基部はやや心形。花期は5-7月。前年枝の葉腋から長さ4-6㎝の総状花序を出し,下向きに多数の花を着ける。花冠は長さ8-10㎜の壺形で浅く5裂し,外面には細かい毛が散生する。有毒植物。(2021.6.8)
本州(東北地方南部以南),四国,九州に分布,丘陵~山地の乾燥した尾根や斜面に生える落葉低木~小高木。高さ2-7m,直径7-25㎝。樹皮には縦に裂け目が入り,薄くはがれる。生長すると幹は捩じれる。若い枝は黄緑色または赤褐色,光沢があって美しい。葉は互生し,長さ5-10㎝,幅2-6㎝の広卵形または卵状楕円形。先端は尖り,基部はやや心形。花期は5-7月。前年枝の葉腋から長さ4-6㎝の総状花序を出し,下向きに多数の花を着ける。花冠は長さ8-10㎜の壺形で浅く5裂し,外面には細かい毛が散生する。有毒植物。(2021.6.8)
2021-06-15 06:00
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