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オニスゲ

スゲ属は難しい
 5月下旬,花の端境期となったので,年に数回訪れる谷津を訪れた。写してから3週間ほど過ぎて,旬は過ぎたと思われる。とりわけ知識の乏しい仲間なので同定に時間を要した。果胞の特徴や葉などから自己流に同定したが,自信は全くない。
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オニスゲ(カヤツリグサ科)Carex dickinsii 鬼菅
 北海道~九州に分布,平地の水湿地に生える多年草。根茎は細長く,長い地下匐枝がある。茎は高さ20-50㎝,基部に淡色の葉鞘がある。葉は扁平で,幅4-8㎜。頂小穂は雄性で長い柄があり,淡い藁色。側小穂は2(1-3)個ついて,雌性で楕円形,互いに接近して着き,柄がない。柱頭は3つに分かれる。果胞は開出して,著しく膨らみ,長さ1㎝位,光沢があり,上端は直立する長い嘴に終わる。5-6月に熟す。(2021.5.26)

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