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エゾオオバコ

またまた過去写真から2
 佐渡島には北緯38度線が通過していることから,寒暖両系の植物が分布するという。今回の13で取り上げるものはいずれも北方系及び寒地に生育する植物と思われる。あまり良い写真ではないが再撮影できる可能性が低いので取り上げたい。撮影地はトビシマカンゾウの群生地に近い海岸で,すでにハマナスが見頃となっていた。
ezooobako.jpg
エゾオオバコ(オオバコ科)Plantago camtschatica 蝦夷大葉子
 北海道・本州・九州の主に日本海側に分布,海岸砂地に生える多年草。全体に白色の軟毛がやや密生する。太い根茎に7-11枚の葉を束生する。葉は長楕円形または倒長卵形で,先はやや尖り,基部はしだいに狭くなって短い柄となり,柄とともに長さ5-11㎝,幅2-4㎝,縁には不明瞭な少数の歯牙がある。花期は5-8月。高さ15-30㎝の花茎を1-7本伸ばし、穂状花序に密に多数の白色の花をつける。
 種小名camtschatica が示すように,千島,樺太,オホーツク海沿岸に分布する。(2015.5.1)

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