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ウグイスカグラ

落葉広葉樹林の地味な花
 木々が芽吹く前の明るい林で,花づきの良い株に出会った。秩父盆地の山野でよく見られるのはミヤマウグイスカグラ,一方標高の低い平野部では本種が多くなる。詳細は分からないが,縁起が良いことから植栽されると聞いたことがある。液果は食することができる。
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ウグイスカグラ(スイカズラ科)Lonicera gracilipes var. glabra 鶯神楽
 北海道(南部)~九州に分布,山野の日当たりの良い所に普通に生える落葉低木。よく分枝して高さ2mほどになる。若い枝は帯びて中空。葉は対生し,長さ3-6㎝,幅2-4㎝の広楕円形~倒卵形,普通両面とも無毛,裏面は白色。花期は4-5月,枝先の葉腋に長さ1-2㎝の細い花柄を出し,淡紅色の花を1個まれに2個下向きにつける。花冠は長さ1-2㎝の漏斗状で,先は5裂。果実は液果で,長さ1-1.5㎝の楕円形,6月頃に赤く熟す。(2021.3.25)

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