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コシオガマ

新たな自生地で
 生育する環境から考えれば随所でみられそうだが,路傍でみられるような植物でもない。ツメレンゲの生える場所でよく見かけたが,花はすぐ痛んで落下するなどで被写体に相応しいものが少なかった。たびたび出かける丘陵地に新たな自生を見つけることができた。少々小ぶりな株が多いが花の状態は良い。
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コシオガマ(ハマウツボ科)Phtheirospermum japonicum 小塩竈
 北海道~九州に分布,低山の日当たりの良い草地に生える半寄生の1年草。茎は直立して少数の枝を分かち,高さ20-70㎝になり,やや密に曲がった毛が生える。葉は対生,3角状卵形で羽状に深裂し,下方の裂片は小裂片を作り,裂片の縁には尖った鋸歯があり,長さ20-35㎜,幅10-20㎜,葉身の基部は切形で4-10㎜の柄がある。花期は9-10月。枝の上部の葉腋ごとに1花をつける。淡紅色の花冠は長さ約2㎝。 (2020.10.16)

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