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ノダケ

谷津周辺が面白い
 丘陵地にも落ち葉の季節が近づいているが,谷津周辺ではまだ数多くの花が見られる。
 いつもなら素通りする植物なのだが,この日は少し気になり証拠写真としてカメラを向けた。茎や花が暗紫色を帯びることが多いが,この個体の茎は緑色,花は白色。シロバナノダケとする考え方もあるが,ここでは無難な同定に留めた。
nodake.jpgnodake2.jpg
ノダケ(セリ科)Angelica decursiva 野竹
 本州(関東地方以西)~九州に分布,山野に生える多年草。根は太く束状。茎は直立し,暗紫色を帯び,少数の枝を分け,高さ80-150㎝になる。葉は有柄,普通3出羽状複葉をなし,小葉や裂片は長楕円形~楕円形~長卵形,裏面は白色を帯び,鋸歯は軟骨質で硬く,頂小葉の基部が次第に細く葉柄へと流れ,葉柄は袋状に膨らむ。花期は9-11月。複散形花序は密で,暗紫色を呈し,花弁は暗紫色まれに白色。
(2020.10.6)

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