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ミヤマリンドウ [リンドウの仲間]

飯豊の星を連想
 日本産リンドウ属Gentiana には茎の基部が長く匍うものがあり,2種1変種が知られている。この花を見ると,本種の変種イイデリンドウ(飯豊の星とも呼ばれるも呼ばれる)を連想する。しかし,飯豊山は南北アルプスや八ヶ岳を登るような装備ではとても行けない。
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ミヤマリンドウ(リンドウ科)Gentiana nipponica 深山竜胆
 北海道・本州(中部地方以北)に分布,高山帯の湿った所に生える多年草。茎はやや4稜があり,帯紫色,基部は長く匍い,節から細い匐枝を出し,先は立ち上がり,高さ5-10㎝になる。葉は小型の卵状長楕円形で厚く,長さ5-10㎜。花期は7-8(ー9)月。1ー少数個が茎の上部につく。萼の筒部の長さは4-5㎜,萼裂片は卵形鋭頭でやや反り返り,花冠は長さ15-22㎜,副片は裂片とともに平開する。
 飯豊山には,花冠がやや大型で,花冠副片が直立する変種イイデリンドウ var. robusta が自生する。 (2014.8.2)

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