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ノミノフスマ

和名は蚤の衾
 衾(ふすま)とは布団のことで,対生の小さな葉(写真下)をノミの布団に例えた。休耕田のような湿った所で所で見かけることが多い。径1㎝に満たない花は10弁に見えるが,実際には5弁。ハコベ属Stellaria の特徴といわれている。
nominofusuma2.jpgnominofusuma.jpg
ノミノフスマ(ナデシコ科)Stellaria uliginosa var. undulata 蚤の衾
 日本全土に分布,原野や畑のへりなどに多い無毛の越年草。茎は株状で,枝を分け,高さ5-30㎝になる。葉は柄がなく,長楕円形,長さ8-20㎜,先は鋭形,波状縁で,淡緑色。花期は4-10月。花は数個,集散花序となり,小花柄は10-15㎜。萼片は披針形で,長さ3-3.5㎜。花弁は2深裂し,萼片よりやや長い。雄蕊は5-7個。花柱は3個。 (2020.5.4)

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