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ヒナノキンチャク

果実の形が和名の由来
 果実の形が巾着に似て,小さな可愛い花をつけることが和名の由来という。この自生地は,中学校1年時に担任とともに数人で登った山で,思い出深い場所である。1970年頃から石灰石を採掘した山は廃鉱となり,静まりかえっている。あれから55年の最月が流れ,担任は90歳を迎えられた。今なお絵筆をとりご健在でいらっしゃる。
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ヒナノキンチャク(ヒメハギ科)Polygala tatarinowii 雛の巾着
 本州・四国・九州に分布,日当たりのよい原野や山地に生える1年草。全草はほとんど無毛,茎は基部から分枝し,高さ7-15㎝。葉は薄く,卵円形または楕円形で,先は尖るものから円いものまであり,長さ1-3㎝,基部は急に細まり,長さ2-8㎜の葉柄に沿下する。葉縁に鋸歯はないが,毛があるのが特徴。花期は7-10月,総状花序で多数の花をつけ,花軸とともに長さ8㎝にもなる。花は約2㎜。側萼片は楕円形で花弁状。花弁は3個で,下方の1個は先が房状になる。(2019.8.25)

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