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タチフウロ

山地から低山に分布するフウロソウ
 亜高山から高山に分布するハクサンフウロの近縁種で,茎や花柄に生える毛のようすで見分けるという。ススキなどに囲まれて花茎を長く伸ばすが,弱々しい感じがする。まとまりがなく,背景がうるさい写真になりやすい。
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タチフウロ(フウロソウ科)Geranium krameri 立ち風露
 本州(東北地方南部~中部地方)・四国・九州に分布,山地の草原や林縁に生える多年草。茎の高さは60-80㎝。葉は掌状に5-7裂,裂片はさらに1-2回3出状に切れ込む。茎や葉柄には開出するかまたは下向きに,また葉の表面と縁及び裏面脈上に粗い毛がある。ハクサンフウロやカイフウロに似るが,托葉はやや草質で小さく長さ約4㎜で,離生する。花期は7-9月,花は径2.5-3㎝,花弁の長さは萼片の2倍,花弁の基部に白毛が密生する。(2019.8.18)

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