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ミヤマヤナギ

北東北地方蛇紋岩地の植物
 早池峰山5合目を過ぎた標高1700m辺りから傾斜はなだらかになり,写真上のようなハイマツ帯が広がる。訪れた時期は春から夏の花の端境期,柳絮(りゅうじょ)をまとったヤナギが一際目立っていた。
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ミヤマヤナギ(ヤナギ科)Salix reinii 深山柳 別名 ミネヤナギ,ミチノクマルバヤナギなど

 北海道・本州(中部地方以北)に分布,亜高山~高山に生える落葉低木。日本固有種。樹高は20-100㎝。地をはうように横に広がる匍匐性のものや立ち上がるものもある。若枝が黄色いのが特徴で無毛。葉は互生,葉身は長さ4-9㎝,幅2.5-5㎝,形は変異が多く,楕円形~倒卵形,縁には波状の鋸歯がある。新葉の縁は巻かない。葉の表面やや光沢があり,裏面は粉白色で無毛。葉柄は長さ1.3-2㎝。托葉は小さい。(2019.7.9)

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