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ムラサキヤシオツツジ [ツツジの仲間]

過去の花巡りから2
 前日と同じ登山道周辺で,雪の溶けた湿地や草地ではタテヤマリンドウやワタスゲ,疎林になっている所では主に本種が彩りを添えていた。雪の多い日本海側でよく見られるツツジで,関東のミツバツツジやトウゴクミツバツツジよりも色鮮やかである。
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ムラサキヤシオツツジ(ツツジ科)Rhododendron albrechtii 紫八汐躑躅
 北海道,本州(中北部)に分布,主に温帯上部から亜寒帯の林縁や疎林内に生育する高さ1-2mの落葉低木。葉は薄く,枝先に集まり,互生。葉には短いが明らかな柄があり,長さ1-3㎜,淡褐色の長毛が散生する。葉身は倒卵形または楕円形,長さ4-11㎝,幅3-6㎝,先は尖り,先端に腺状突起がある。葉の両面に剛毛が散生し,裏面の主脈の下部に白色軟毛がやや密生する。花期は4月末-6月,葉芽が伸長するとともに,枝先の1個の花芽から1-4個の花を開く。花冠は広鐘形で鮮赤紫色,雄蕊は10本で,上の5本は短く下の5本は長くて花外に伸び,花糸はほとんど無毛。(2016.5.26)

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