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チョウジソウ

魅力的な青藍色
 近年ではなかなか見られなくなった植物である。埼玉県では絶滅危惧Ⅰ類で自生地も限られる。本種が生える多くの湿地が開発・造成などの対象になったこと,反対に人間の手が入らず草原が維持されなくなったこと,などがその原因といわれている。全草にアルカロイドを含む有毒植物としても知られている。

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チョウジソウ(キョウチクトウ科)Amsonia elliptica 丁子草
 本州,九州に分布,河原や原野の湿った草地に生える多年草。茎は直立し高さ40-80㎝。葉には毛がなく,披針形で先は鋭く尖り,長さ6-10㎝,幅1-2㎝,ふつうは互生するが,時に一部対生する。花期は5-6月,茎頂にやや多数の花を集散状に着ける。花冠は青藍色,径約13㎜,裂片は狭長楕円形で,平開する。果実は2本の円柱状,長さ5-6㎝。
(2019.5.20)

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