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キュウリグサ

旺盛な「サソリ」
 早春から咲き始め,春本番となれば路傍などで普通に見られる雑草の花序に注目して撮影した。花軸の先端が螺旋状に伸びながら,外側に向かって花をつけるような配列をサソリ型花序という。巻散花序や鎌型花序とも呼ばれているが,渦巻きを伸ばしながら次々と咲き続ける。
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キュウリグサ(ムラサキ科)Trigonotis peduncularis 胡瓜草
 北海道~沖縄に分布、畑や道端に普通な越年草。草丈は10-30㎝。葉は互生、下部の葉は有柄、葉身は長楕円形~卵形で長さ1-3㎝、幅6-15㎜、細毛がある。花期は3-5月、花は淡青紫色で径約2㎜、中心部の副花冠は黄色。花後花序は長く伸び、苞はない。
 葉を揉むとキュウリの香りがあるところが和名の由来という。別名はタビラコというが、春の七草のタビラコ(キク科のコオニタビラコ)と混同して紛らわしい。(2019.4.18)

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