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コハコベ

コハコベとハコベ
 全体が緑色でミドリハコベのように見えるが、クローズアップではコハコベの特徴(雄しべの数が少ない)が出ている。よく似ているミドリハコベとともにハコベと呼ばれることもある。両種とも花柱の先は3個になる。種子にある突起が両種の決定的な違いとなるというが、拙ブログではそこまでの証拠写真は撮っていない。10枚あるように見える花弁は、実際には2深裂した5枚である。
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コハコベ(ナデシコ科)Stellaria media 小繁縷
 日本全土に分布、どこにでも見られる越年草の雑草。茎も葉も柔らかく、茎は下部から枝を分けて広がり,片側に短い軟毛があって,高さ10-20㎝。茎の下部の葉には柄があるが,上部のものにはなく,広卵形~長卵形,長さ1-2㎝,幅8-15㎜,先は鋭尖頭~鋭頭、両面ともに無毛。花期は3-9月、花は集散花序状につき,苞は葉状。萼片は鈍頭で長さ3-4㎜。花弁は2深裂、萼片より短い。雄しべは1-7個で,ミドリハコベの5-10個に比べて少ない。全体にやや小型で茎が暗紫色を帯びることもミドリハコベとの違いという。撮影地では暗紫色を帯びない茎の個体が多い。
(2019.4.9)

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