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ホトケノザ

旬の花
 道ばたや畑などでふつうに生える雑草の一つ。自宅近くにある自然農法の畑では,ホウレンソウのまわりで共存している。ホトケノザやハコベなどが生える農地では微生物も多様化し,ほとんどの野菜が育つという。生える雑草で農地の地力が分かるらしい。最近の春めいた天候で,いまや旬を迎えている。
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ホトケノザ(シソ科)Lamium amplexicaule 仏の座 別名:三階草 
 本州~沖縄に分布,畑や道ばたにふつうに見られる越年草。茎は直立して基部で分枝し,高さ10-30㎝,葉は下部のものは長い柄があり,茎の中部以上のものは無柄で扇状円形,円い鋸歯があり,長さ幅ともに1-2.5㎝。萼は長さ約5㎜,毛が多い。閉鎖花を多くつける。花期は4-6月といわれるが,秩父地方では花期が長く真冬でも花をつける。花冠は紅色,細長い筒があり,長さ17-20㎜。
 和名は,茎を取り囲む葉の様子を仏像にある蓮華座に見立てたことによる。春の七草・ホトケノザは,本種とは異なるコオニタビラコ(キク科)をいう。本種は古い時代に渡来した史前帰化植物といわれている。(2019.3.14)

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