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ツルラン [デジタル化]

過去の屋久島8
 屋久島に訪れた季節はすべて真夏,花期とは無縁のシダ植物が目的なので仕方ない。それでも湿度の高い鬱蒼とした照葉樹林下では美しいラン科の花を見ることができた。
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ツルラン(ラン科)Calanthe triplicata  鶴蘭
 九州南部・屋久島・種子島・琉球・小笠原(南硫黄島),台湾・中国・亜熱帯~熱帯アジア・オセアニアに広く分布,亜熱帯~熱帯アジアの常緑広葉樹林下にはえる。球茎は球状,葉は3-6個つき,裏面に短毛,狭長楕円形または倒卵状長楕円形,長さ20-50㎝,幅8-15㎝,急鋭尖頭で基部は短い柄となる。花茎は高さ40-80㎝,花序,苞,子房とともに白色の開出する短毛を密につけ,鱗片葉を数個まばらにつける。花期は7-10月,白色の花を20-40個密に咲かせる。唇弁は基部から3裂,中裂片はさらに2裂して大の字形になる。唇弁基部の黄~赤色の短い3条の隆起が目立つ。 (1982.8.6)


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