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グンバイヒルガオ [デジタル化]

過去の屋久島6
 洋上アルプスといわれる屋久島にも砂浜があり,アカウミガメやアオウミガメの産卵地としても知られている。アカウミガメの上陸数は日本全体の30-40%を占めるという。花崗岩が風化した砂浜はベージュ色を帯びて,関東周辺の砂浜とは色合いが異なる。
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グンバイヒルガオ(ヒルガオ科)Ipomoea pes-caprae 軍配昼顔
 四国・九州南部から東南アジア・オーストラリア・ミクロネシア・南アフリカ・西インド諸島と海流によって果実がが流され,熱帯~亜熱帯に広く分布する。本州の海岸にも流れついて発芽するが,寒さのため冬には枯れて定着しない。海岸の砂地にはえる多年草で,茎は長く地表をはう。葉は腎心形で長さ3-8㎝,幅4-10㎝,質厚く左右から2つ折りになる。花期は7-8月,集散状に1-3,まれに6個位つぎつぎに開き,苞は草落性。紅紫色の花冠は径5-6㎝。和名は軍配形の葉に由来する。
(1982.8.9)

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