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ツキイゲ [デジタル化]

過去の屋久島5
 サクラランを撮影した南西部の川沿いから砂浜に出たところで撮影した。イネ科であることは容易に想像できるが,クリの毬に似たものはとても花とは思えない。
tsukiige.jpg
ツキイゲ(イネ科)Spinifex littoreus
 屋久島・種子島~琉球の海岸にはえ,中国南部・台湾からインドネシア・インドにも分布。かたくて太い雌雄異株の多年草で,長い匍枝によってふえる。稈は基部が分枝し,高さ30-50㎝になり,丈夫で下方に葉がある。葉身は刺針状で裏面は円く,長さ5ー20㎝,幅2.5ー3㎜,淡緑白色で先端は急に針状にとがり,表面に浅い溝がある。花序は稈の頂につき,苞とともに径7-10㎝。花期は7-8月。写真は雌株と思われる。 
(1984.8.11) 

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