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サクララン [デジタル化]

過去の屋久島4
 島の東西南北で気候にも違いがある。特に,南西部を流れる川沿いの亜熱帯樹林では見たこともない植物が分布していた。
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サクララン(キョウチクトウ科)Hoya carnosa 桜蘭
 九州~沖縄に分布,亜熱帯の林内にはえる多肉質のつる性常緑多年草で,茎は長く,樹幹や岩の面をはいのぼる。台湾から熱帯アジアにも分布する。葉は楕円形で厚く,硬くて光沢があり,長さ7-10㎝,幅3-5㎝,葉の裏面に毛があり,1㎝内外の葉柄がある。花は葉腋から出る2-3㎝の太い柄の先に散形状に密につき,小花柄は2-2.5㎝。花冠の径は12-15㎜,花期は6-10月。中央部が赤く,白い星形になっているになっているのが副花冠,その中心に白く円錐状に見えるのが雄蘂という。クロンキスト及びエングラ-分類体系ではガガイモ科に分類されている。
(1982.8.9)

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