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シマオオタニワタリ [デジタル化]

過去の屋久島2
 前回がオオタニワタリだったので,近縁種を取り上げたい。日本で栽培されているオオタニワタリ類は本種であることが多く,生花の材料として用いられるという。あまり良い個体ではないが,胞子嚢群の特徴が写っている唯一の写真なので取り上げた。
shimaootaniwatari.jpg
シマオオタニワタリ(チャセンシダ科)Asplenium nidus
 
屋久島・種子島とそれ以南の琉球及び小笠原北硫黄島に分布,山林中の岩上や樹幹に生育する常緑性のシダ。根茎は短く,塊状,多数の葉を放射状に出す。葉身は単葉,披針形で鋭頭から鋭尖頭,中程がもっとも幅広く,基部はくさび形,全縁,長さ1m以上に達し,幅(6-)12-30㎝,革質,表面は緑色で裏面は淡色。胞子嚢群は側脈に沿って伸び,中肋と葉縁の中間に達する。 (1982.8.12)

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