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オケラ [キクの仲間]

古くから知られている植物
 オケラは古名のウケラがなまったといわれている。万葉集にも出てくるが、語源は定かではない。若芽は食用になり、地下茎は生薬として用いられてきた。
okera.jpgokera2.jpg
オケラ(キク科)Atractylodes ovata
 本州~九州に分布、やや乾いた草原にはえる多年草。雌雄異株。地下茎は長さ5-8㎝、径1.5-3㎝、多数の丈夫な根があり、大きな褐色の芽がつく。茎は高さ30-100㎝になり、堅くて上部で分枝し、枝の先に頭花をつける。葉は長柄があり、葉身は3-5深裂し、やや堅い。花期は9-10月、頭花の径は2-2.5㎝、総苞直下に2裂の魚骨状の苞がある。雌花と両性花があり、写真は雌花、筒状花から雌しべが突き出ている。 (2018.10.6)

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