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ツルギキョウ

彼岸入り
 寄りかかって長く伸びるつる性の植物は、日当たりの良い場所でよく見かける。巨木の多い半日陰の登山道で撮影したツルギキョウは、山地の谷沿いの林縁にはえることが多いようだ。雰囲気はツルニンジンやバアソブに似ているが、この2種は蒴果で液果のツルギキョウとは異なる。
 同じ登山道を下るときには、撮影した花はすでに萎れかけていた。花の寿命はあまり長くはないようだ。個体数が少ないうえに、登山道の整備などで刈り取られることも多い。
tsurugikyou.jpgtsurugikyou2.jpg
ツルギキョウ(キキョウ科)Codonopsis javanica subsp. japonica 蔓桔梗
 本州(関東以西)~九州に分布、山地にまれにはえるつる性の多年草。白色で多肉質の太い根茎がある。茎は細く長く伸びる。葉は互生または対生し、葉身は卵心形で先は鈍く、長さ3-5㎝。薄い葉は粉白色を帯び、、長さ2-6㎝の柄がある。花期は8-10月、花は葉腋に単生し、長さ1-2㎝の柄があって下垂する。花冠は広い鐘形で、長さ12㎜内外。液果は(写真下)扁球形で径約10㎜、5室で種子は卵状楕円形で多数。 (2018.9.18)

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松田

よもやの出会い、出向いた想いは同じでしたね。
疲れました。結局、リフトで下山です。
ミラーレス、何故か… ネットで検索してます。
by 松田 (2018-09-20 21:18) 

hanameguri

コメントをありがとうございます。
私より早く下山したようですね。
リフトの下山で正解でした。出会ったときに見せた画像のものはすでに萎れかけていました。
当日の歩数は15000歩ほどでまだ余裕がありました。
ミラーレスのお陰で身軽になりました。
by hanameguri (2018-09-21 11:15) 

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