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ツルボ

3年ぶりに復活
 この自生地は自宅から歩いて数分の所にある。3年前には見事に群生(写真上)していたが、その後花をつけることは全くなかった。半分程度の規模ではあるが、再び群生する兆しが感じられる。
 春に葉を出して養分を蓄え、夏には枯れるという生態をもつ。開花時には再び根生葉を出して花茎を伸ばす。
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ツルボ(キジカクシ科)Barnardia japonica 蔓穂
 北海道西南部~沖縄に分布、山野の日当たりのよい所にはえる多年草。地下にある鱗茎は卵球形で長さ2-3㎝、黒い外皮に包まれる。葉は根生、花茎にふつう葉はない。葉は線形、長さ10-25㎝、幅4-6㎜、表面は浅くくぼみ、厚く柔らかい。8-9月、高さ20-40㎝の花茎が立ち、総状花序をつける。花は密につき、下から上に向かって咲く。花被片は6個、淡紅紫色で平らに開き、長さ3-4㎜。
 ツルボは2倍体から5倍体、さらには異数体も報告されている。人間の影響を受けやすい所では3~5倍体が多く、栄養繁殖(分球)を行うという。 (写真上:2015.9.15 写真下:2018.9.10)

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