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ノアザミ [キクの仲間]

初夏の棚田
 自宅から数㎞離れたところに棚田が広がる。ここから臨む武甲山は雄大で美しかった。その面影は石灰岩採掘により薄れたが、棚田は今でも整備され、畦にはえる植物の観察に適している。前日のキツネアザミも同じ棚田で撮影した。
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ノアザミ(キク科)Cirsium japonicum 野薊
 本州~九州に分布、山野にふつうにはえる多年草。茎の高さは50-100㎝。葉の表面に多細胞の毛がまばらに生え、裏面の脈状にも毛がある。茎の中部の葉は基部で茎を抱き、刺針は鋭い。花は5-8月に咲く。頭花は枝の先に直立してつき、径4-5㎝。総苞は自然では幅2㎝内外で、片は6-7列。外片は短く、先は鋭い刺針があって直立し、背部はふくれて粘着する。花冠は長さ18-22㎜、狭筒部は他部より短い。一般的に春のアザミはこの種だけでといわれている。(2018.5.1)
 

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