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オドリコソウ

大勢の踊り子たち
 今日5月2日は八十八夜。春から夏に移る節目とされてきたが、今年は晴れれば夏日になることも珍しくない。
 この花は、薮陰や道ばたで群生しているのをよく見かける。ところが見事な群生でも、絡まる蔓や放置されたゴミなどで、撮影を躊躇することが多い。数日前の散歩で久々に気持ちの良い群生に出会えた。
odorikosou.jpgodorikosou2.jpg
オドリコソウ(シソ科)Lamium album var. barbatum 踊子草
 北海道~九州に分布、薮陰や道ばたの半日陰に群生する多年草。茎は群がって直立し高さ30-50㎝。茎には4稜があってやや太く柔らかい。節には長い毛がある。葉は長さ5-10㎝、幅3-6㎝、裏面の脈上および表面にもまばらに毛があり、縁にはあらい鋸歯がある。花は4-6月に開き、上部の葉腋につく。唇形の花は白色~微紅色、長さ3-3.5㎝、上唇は兜状、下唇は突き出して2浅裂。和名の由来は、輪生状につく花の様子を笠を被った踊り子に見立てたことによる。  (2018.4.27)

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