フタバアオイ
葵の紋所
前日のウスバサイシンに続いて近縁種を取りあげる。フタバアオイの仲間はウスバサイシンの仲間の7種よりもさらに少なく、2種が分布している。
APG体系の分類では、ウマノスズクサ科はウマノスズクサ属Aristolochia とカンアオイ属Asarum に分けている。一方ではカンアオイ属をさらに細分化して、フタバアオイ属Asarum 、ウスバサイシン属Asiasarum 、カンアオイ属 Heterotropa とする考え方もある。
前日のウスバサイシンに続いて近縁種を取りあげる。フタバアオイの仲間はウスバサイシンの仲間の7種よりもさらに少なく、2種が分布している。
APG体系の分類では、ウマノスズクサ科はウマノスズクサ属Aristolochia とカンアオイ属Asarum に分けている。一方ではカンアオイ属をさらに細分化して、フタバアオイ属Asarum 、ウスバサイシン属Asiasarum 、カンアオイ属 Heterotropa とする考え方もある。
フタバアオイ(ウマノスズクサ科)Asarum caulescens 双葉葵 別名 カモアオイ賀茂葵
本州~九州に分布、山地の樹陰にはえる多年草。茎は地面を匍い、先端にふつう2個の葉をつける。葉は1年生で薄い。徳川家の葵の紋所は、この葉を3枚組み合わせて図案化したものである。京都・賀茂神社の祭礼(葵祭)でこの葉を用いることが別名の由来という。花は対生状につく葉柄の基部に1個つく。急斜面にはえる株の花を下から覗き込むように撮影した。秩父地方ではふつうに見られ、群生を形成しているところがある。(2018.4.14)
本州~九州に分布、山地の樹陰にはえる多年草。茎は地面を匍い、先端にふつう2個の葉をつける。葉は1年生で薄い。徳川家の葵の紋所は、この葉を3枚組み合わせて図案化したものである。京都・賀茂神社の祭礼(葵祭)でこの葉を用いることが別名の由来という。花は対生状につく葉柄の基部に1個つく。急斜面にはえる株の花を下から覗き込むように撮影した。秩父地方ではふつうに見られ、群生を形成しているところがある。(2018.4.14)
2018-04-27 07:49
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