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イカリソウ

花の形が和名の由来
 花の形が船の碇に似ている。特徴的な形と和名がマッチするので覚えやすい。この植物にはいろいろな変種や雑種が認められている。そのため広義と狭義の扱いがある。秩父地方ではふつうのイカリソウだけが分布している。
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イカリソウ(メギ科)Epimedium grandiflorum var. thunbergianum 碇草
 北海道西南部~九州に分布、主に太平洋側の山地にはえる落葉の多年草。地上茎は高さ20-40㎝、葉は1-3出3回複葉(秩父地方では2回3出が多い)。花は径約2㎝、花弁は4個で、紅紫色または淡紫色、まれに白色、基部に1.5-2㎝の距がある。
 観察してみると山地にはえるというより林縁に多く見られる。撮影地は桜や芝桜で有名な丘陵地にあり、近くには国道が通じている。秋には草刈りが行われ、草原状態が維持されている。周辺にはゼンマイやワラビなどもはえている。
 (2018.4.14)

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