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カラスウリ

果実の目立つ季節
 最低気温が氷点下になる季節を迎えた。北寄りの季節風が吹き、秩父盆地は冬枯れの景色に変わってきた。
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カラスウリ(ウリ科)Trichosanthes cucumeroides 烏瓜
 本州(東北地方南部)~九州に分布、やぶや草地にはえるつる性の多年草。雌雄異株。葉は長さふつう3-5浅裂するが、ときに5深裂し、裏面に短毛を密生する。花期は8-9月、白いレース状の花をつける。日が暮れてから開きはじめ、翌朝、日の出前にしぼむ。花粉を媒介するポリネーターは、大型の蛾・スズメガといわれている。
 液果は円形から楕円形で長さ5-7㎝、最初はウリ科特有の模様で緑色。晩秋に熟して朱色が目立つようになる。ここ数日の冷え込みで、果実は凍みて表面の艶がなくなっている。毎年、花の撮影を試みるが、夜間でのピント合わせやストロボ光の調整不足などで、ブログに載せられるような写真にならない。最大の理由は不審者に思われることである。周辺に注意を払うため、じっくり撮影する余裕などないのである。(2017.11.22)

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