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ツルウメモドキ

果実の目立つ季節
 「山眠る季節」を迎えて最もポピュラーな被写体といえる。冬枯れの季節に鮮やかな朱がよく目立つが、背景にあえて常緑樹(写真上)を添えてみた。
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ツルウメモドキ(ニシキギ科)Celastrus orbiculatus 蔓梅擬
 北海道~沖縄に分布、暖帯及び温帯の路傍や林縁にはえる落葉性のつる性小高木。雌雄異株。花期は5-6月、雄花(写真下)、雌花(写真中)とも1㎝未満の目立たない淡黄緑色の花である。蒴果は黄色で径7ー8㎜、晩秋に熟すると3つに割れて仮種皮に包まれた赤い種子(長さ3-4㎜)が目立つ。
 自宅付近の散歩コースの一つ、住宅地と畑が混在する中に、ごく小規模の雑木林がある。蔓や篠がはえて少し荒れ気味だが、カラスウリやツルウメモドキをふつうに見ることができる。本種の種子は野鳥にとって貴重な食料で、足元にはたくさんの食べこぼしが落ちていた。実はよく目立つため、撮影は比較的たやすい。花に気づくことは少なく、写真中・下の花は撮影しやすい位置で偶然に見つけたものである。(上2017.11.22 中2015.5.16 下2016.5.20)

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