オオチチッパベンケイ
オオチチッパベンケイ(ベンケイソウ科)Hylotelephium sordidum var. oishii 大乳葉弁慶
福島県北部・茨城県北部に分布、山地の岩上や崖などに稀に生える高さ10-40㎝の多年草。産地は極めて少なく、環境省カテゴリでは絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されている。チチッパベンケイH. sordidum の変種として扱われている。チチッパベンケイは本州中北部の多雪地帯に分布しているが、この地域の雪は少ないと思われる。乳頭状の突起があることが本種の特徴といわれている。
ここは人を寄せつけない渓谷の絶壁に大規模な開発工事等が行われた所である。モルタルを吹き付けた所に絶滅が危惧される種が侵入し、しっかり根付いている。開発で失われても不思議ではなかったが、たまたま生育環境が合ったのだろう。この付近に自生していた個体の種子が、この場所で発芽したものと思われる。残念なことに背景に落石防止用の防護ネットが入ってしまう。(2017.10.18)
福島県北部・茨城県北部に分布、山地の岩上や崖などに稀に生える高さ10-40㎝の多年草。産地は極めて少なく、環境省カテゴリでは絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されている。チチッパベンケイH. sordidum の変種として扱われている。チチッパベンケイは本州中北部の多雪地帯に分布しているが、この地域の雪は少ないと思われる。乳頭状の突起があることが本種の特徴といわれている。
ここは人を寄せつけない渓谷の絶壁に大規模な開発工事等が行われた所である。モルタルを吹き付けた所に絶滅が危惧される種が侵入し、しっかり根付いている。開発で失われても不思議ではなかったが、たまたま生育環境が合ったのだろう。この付近に自生していた個体の種子が、この場所で発芽したものと思われる。残念なことに背景に落石防止用の防護ネットが入ってしまう。(2017.10.18)
2017-10-27 19:07
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