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シロバナサクラタデ

蓼食う虫も好き好き
 人の好みはそれぞれで、ずいぶん違いがあるものである。私は、同じように見えて区別しにくいものを避ける傾向にあるが、この群生は遠くから見ても惹きつける力があった。
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シロバナサクラタデ(タデ科)Persicaria japonica 白花桜蓼
 北海道~沖縄に分布、サクラタデによく似た種で、湿地に生えて地下茎のある多年草。茎は直立してよく分枝し、高さ50-100㎝。茎に下向きの刺毛がないこと、総状花序で穂状になること、托葉鞘に縁毛があること、葉の脈上や縁に伏毛があることなどから同定したが、確固たる自信はない。シロバナサクラタデにしては、花序の先があまり垂れていないことが気になるところである。誤りならば、遠慮なくご指摘いただきたい。
 もともとタデ科は見て見ぬふりをすることが多いのだが、密生しているようすに感動してシャッターを切った。撮影地は巨大な防潮堤が完成した海抜5m未満の場所。水の流れが悪くなり雨水が澱んでいるような低湿地である。 (2017.10.17)

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tonakazawa

ついにタデの仲間も登場ですか。シダといい難しいものにも挑戦しはじめましたね。先日頂いた情報をもとに今日は久しぶりにカメラを持って出かけようと思います。
by tonakazawa (2017-10-27 08:07) 

hanameguri

コメントありがとうございます。
挑戦するつもりはないのですが、見事な群生なので記録しました。種名同定には自信がありません。誤りならば遠慮なくご指摘ください。
by hanameguri (2017-10-27 17:50) 

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