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ハバヤマボクチ [キクの仲間]

すがすがしい草原で
 秋晴れの季節がやってきた。草原ではススキに混じってアザミ族の花が見頃になっている。
ハバヤマボクチ.jpg
ハバヤマボクチ(キク科)Synurus excelsus 葉場山火口
 本州(福島県以南)~九州に分布、日当たりのよいやや乾いた草原に生える多年草。茎は直立して高さ1-2m紫色で上方で短く枝を分ける。オヤマボクチに似ているが、本種は葉が正三角形に近く(オヤマボクチの葉は卵心形)、基部はほこ形に張り出す。両種とも葉裏には白綿毛があるので白っぽく見える。和名の葉場山(はばやま)は草刈場のある山という意味。火口(ほくち)は火打ち石で発火させた火を写し取るもので、本種の葉を乾燥後、たたいて綿毛にしたものを火口として使用していた。

 撮影地は葉場山のとおりススキの密集した草原で、ハバヤマボクチが点在している。本来ならば、葉の特徴をとらえた写真をねらっていたが上手く撮れなかった。努力不足は否めないが、ススキ草原をかき分けても良い被写体を見つけられなかった。ススキの葉縁には鋸のような歯があり、逆方向になでると手を切る恐れがある。(2017.10.1)

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