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ムラサキセンブリ [リンドウの仲間]

リンドウ科詣で
 残念ながら、埼玉県で見られるリンドウ科センブリ属Swertia は数少ない。首都圏で草地や湿地が開発されたことも要因かもしれない。
murasakisenburi.jpgmurasakisenburi2.jpg
ムラサキセンブリ(リンドウ科)Swertia pseudochinensis 紫千振
 本州(関東以西)、四国、九州に分布、日当たりのよい海岸からススキ草原になどに生える。特に粘土質土壌を好むようだ。センブリに似ているが、茎は太く暗紫色を帯び、高さ50-70㎝になるものもある。淡紫色の花に濃紫色の脈があること、蜜腺溝の毛に波状隆起(もじゃもじゃの毛)があるのが特徴だ。

 ムラサキセンブリとセンブリの両種が生える場所で、センブリだけを探していた人を見かけたことがある。苦味があるが、薬局方からは除かれているようだ。分布も個体数も本種の方が少なく、環境省のカテゴリでは準絶滅危惧(NT)、埼玉県では絶滅種となっている。(2017.10.1)

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コメント 2

松田

おはようございます。
同じ場所ですよね、私は30日(土)に行ってきました。撮影地には
誰も居ないのが嬉しいです。かなり広範囲に株数が認められたの
で、以前ご一緒した時より増えているような気がしましたが、如何
でしょうか…
ヤマラッキョウやリンドウ、ウメバチソウも堪能し、鳥居峠を越え、
中之条経由で帰路に就きました。
by 松田 (2017-10-05 08:52) 

hanameguri

お久しぶりです。以前ご一緒した場所ではありません(^0^)
この場所は、我が家から比較的近くて高速を使わずに行けるところです。西方にある隣接県にもっぱら出没しています。以前の場所とほぼ同様の環境で、雄大な景色を堪能することができます(^^)v
by hanameguri (2017-10-05 17:16) 

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