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アケボノソウ [リンドウの仲間]

湿原に咲く夜明けの星
 リンドウ科の花が咲き出すと秋を感じる。入笠湿原では小さな花で目立たないが、なかなかお洒落な花が咲いていた。
akebonosou.jpgakebonosou2.jpg
アケボノソウ(リンドウ科)Swertia bimaculata 曙草
 北海道~九州に分布、山地のやや湿った所にに生える1年草、越年草。種子は発芽した後、ロゼットの状態で過ごし、2年目に茎(高さ50-80㎝)を伸ばして花をつける。2年草という呼び方もある。花は分枝した茎の先端につき、径2㎝程度。花はやや黄色味のある白色で、深裂(4-5個)する。裂片には円形した黄緑色の蜜腺が2個、紫色の斑点がちりばめられている。この模様を夜明けの星空に見立てたことが、和名の由来といわれている。じっくり観察すると趣のある花だ。(2017.8.29)

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