サワギキョウ
湿原を紫に彩る花
山地の湿った草原や湿原では8月から9月にかけて青や紫の花に彩られる。入笠湿原では、緑キャンパスにシラカンバの白、サワギキョウの紫、エゾリンドウの青が調和して、晩夏の草原を美しく彩っていた。
山地の湿った草原や湿原では8月から9月にかけて青や紫の花に彩られる。入笠湿原では、緑キャンパスにシラカンバの白、サワギキョウの紫、エゾリンドウの青が調和して、晩夏の草原を美しく彩っていた。
サワギキョウ(キキョウ科)Lobelia sessilifolia 沢桔梗
北海道~九州に分布、山地の湿地に生える多年草。茎の高さは50-100㎝で分枝しない。濃紫色で唇形の花は長さ2.5-3㎝。花びらは上下に分かれて全体で5裂する。
下の写真では花の一つ一つに注目した。下方の花では、雌しべの柱頭と花粉を出し終えた雄しべが確認できる。上方の咲きはじめ花では、雌しべは花粉を出しはじめた雄しべ隠れている。このように雄しべが先に熟すタイプの花を「雄性先熟」という。秋の七草・キキョウも同様のタイプだ。(2017.8.29)
北海道~九州に分布、山地の湿地に生える多年草。茎の高さは50-100㎝で分枝しない。濃紫色で唇形の花は長さ2.5-3㎝。花びらは上下に分かれて全体で5裂する。
下の写真では花の一つ一つに注目した。下方の花では、雌しべの柱頭と花粉を出し終えた雄しべが確認できる。上方の咲きはじめ花では、雌しべは花粉を出しはじめた雄しべ隠れている。このように雄しべが先に熟すタイプの花を「雄性先熟」という。秋の七草・キキョウも同様のタイプだ。(2017.8.29)
2017-09-01 21:05
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