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フシグロセンノウ

連続の朱
 昔からセンノウの仲間は目の覚めるような朱色の花があり、珍重されてきた。日本の自生種ではないが、鑑賞用としてガンピセンノウやセンノウなどが栽培されてきた。
fushigurosennou.jpg
フシグロセンノウ(ナデシコ科)Silene miqueliana 節黒仙翁
 本州~九州に分布、山地の林下に生える多年草。茎は直立して高さ50-80㎝、ややふくらんだ黒褐色の節があり、和名の由来となる。朱赤色の花弁(5枚)は全縁で長さ2.5-3㎝。センノウの名は、昔、京都の仙翁寺にあったことによるという。
 エンビセンノウ同様、マンテマ属Silene に分類する考え方とセンノウ属Lychnis に分類する考え方があるようだ。環境省カテゴリでは特に指定はないが,埼玉県のレッドデーターカテゴリでは準絶滅危惧種扱いになっている。秩父盆地の里山では、まだ点在している状況だ。(2017.8.29)

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