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ニョホウチドリ [ランの仲間]

稜線に乱舞
 昨年は、予報に反して途中から霧雨に見舞われる天候になった。満を持して希少種が咲く稜線を再訪した。雲一つない好天に、多くの「千鳥」が乱舞しているかのようだ。咲きはじめの美しい花々に魅了され、気づけば1時間以上も撮影していた。
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ニョホウチドリ(ラン科)Chusua joo-iokiana 女峰千鳥
 より多くの種を掲載するために再掲は控えているが、良い状態の花に出会えたので二度目の取扱いとなる。種の説明については、謹賀新年(2017.1.1)を参考にしていただきたい。

 希少種が咲く稜線は、この連峰のメインルートではないようだ。多くの人は付近の分岐から別のルートに向かう。静かな花園で撮影していると、一人の男性が話しかけてきた。この方もニョホウチドリを愛でるために毎年この地を訪れるという。最初の発見地・女峰山ではシカの食害でほとんど見られないことなど、貴重な話を伺った。周回ルートを歩いたこの方とは下山時に再び出会う。登って来た道を下山する私に、再び声をかけて追い抜いていかれた。70歳を過ぎた年齢とは思えない確かな足取りである。 (2017.7.10)

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