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サラサドウダン [ツツジの仲間]

稜線を彩るツツジ
 山を登っていくと、山麓、谷、尾根、山頂など、地形による植生の移り変わりを知ることができる。苦しい急登を越えた稜線では、植生だけでなく人の気持ちも大きく変わる。訪れた稜線には花が多く、足取りは一層軽くなった。
 この稜線には数多くのサラサドウダンが自生して、それぞれの花冠の淡紅白色には個体差がある。白色のシロフウリンツツジを探したが、残念ながら見当たらなかった。 
sarasadoudan.jpgsarasadoudan2.jpg
サラサドウダン(ツツジ科)Enkianthus campanulatus 更紗満天星 別名 フウリンツツジ
 北海道(西南部)・本州(兵庫県以北)・四国(徳島県)に分布、深山の林内や林縁、岩場などに生える落葉低~小高木。高さは2-5mになる。
 葉は互生し,枝先に集まって着く。葉身は長さ3-7㎝,幅1.5-3.5㎝の倒卵状楕円形。葉の両端は尖り,縁には細かい鋸歯が多数ある。葉柄は長さ5-12㎜。
 花期は5-7月。枝先から総状花序が垂れ下がり、5-15個の花をつける。花冠は淡紅白色で紅色の縦筋があり,長さ8-12㎜の鐘形、先端から4分の1程度まで5裂する。
(2017.7.7)


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